
結論から言うと、DCPRGの音楽はジャズであり、ファンクであり、フリージャズであり、そしてヒップホップだった。
4月12日 スタジオコーストでのDCPRG(not Date Course...)の、セカンドアルバムリリースパーティ。
キラースメルスのライブは、いかにも「フロントアクト」という感じではあったが、深夜ラジオっぽさと、スパンクスの時の胡散臭さを菊地さんが醸し出していて、結果として面白いライブではあった。(ビールを2杯)
で、次にあったSIMI LAB単体のライブ。
SIMI LABのライム、フローは久しぶりに聞いた日本語HIPHOPの「衝撃」だった。
僕は日本のヒップホップに関しては完全にミドルスクール(さんぴんCAMP前後の、MUROやBUDDAやLB)しか聞いていない程度だし、それだって現場にいったり、というほどではない、かなりミーハーな聞き方だと思う。
それでも、SIMI LAB単体のライブはとても、「のれた」ライブだった。
なんとも気持ちがいいRapのリズムと、タイトなバックトラック。
(なんとなくビートとラップがTWIGGYを思い出したけど、それはもしかしたら俺がTWIGGYが好きなだけかもしれん)
そして、そのSIMILABもゲスト参加するDCPRG本編。19時40分ごろスタートで、22時すぎ終了。2時間30分弱とほぼ通常運行ですね。
ただ、今回は新曲多数だし、Catch22もRap入り。SIMILabさんも入るからなー、と思っていたけど、初めの1時間くらいかな、ハノイやサークル/ラインといった曲からまずはフロアをあっためてからの、Catch22.
大友さんのRapからボカロに渡って、菊地さんのMC(ラップの方ね)とこれまたSimiLabとはだいぶ違う、ラップというよりポエトリーリーディングかアジテイトに近いラップが、これまたCatch22のポリリズムとあうんだよなー。気持ちいいなーと思っていたらの、マイクロフォンタイソン~アンコモンアンリミックス。
SimiLabのトラックで聞くのもいいけど、生演奏というかDCPRGの演奏にバッチシはまっていて、いや、まじやべえっす。という感じ。
さすがDCPRGのメンバーというべきかもしれないが、そのアドリブというかソロにも負けないRapをSIMI LABの面々も繰り出していて、まさにコトバが武器だなあと。
その後も新生DCPRG!な曲を楽しんで最後はアリミ・バラカさんをフィーチャーしたデュラン。
DCPRGのライブといえばこのCDJで「誰かの」(大統領もあったし、コーランもあった)演説なんかをマッシュアップしていたけど、公式に音源まで出しちゃうとはw。という感じではあったが、やはりライブではそれがいい。
しかし、音楽理論的な知識が全く無知なので理論的に「どこがいい」という指摘ができないのが歯がゆいのですが、それでもDCPRGのライブ、感覚的に何度聞いても、ジャズのようで、ジャズだけでなく、じゃあファンクかといわれるとすこしクールすぎるような気もするし、みんなでわーーと盛り上がるというよりもみんながばらばらにうわーーとなっている、この感覚が、本当に心地いいんですよね。
で、その心地よさの最たるものが、この日のアンコール。
MirrorBallという曲だけでも十分そうなんだけど、このみんなバラバラだったのがぐわっと一つになる、そんなデザートの上に、SimiLabの曲【後で確認したらThe Bluesという曲らしい)をマッシュアップしていたわけですが、これがまたすばらしい。
5MCがマルチにグルーヴして、そのトラックがMirrorBallのベースを刻む。
DCPRGのアンコールといえば、なこのキラーチューンにRapがポリリズム的に作用して、その魅力が増していた、まさに「キラー」な1曲。
長丁場のライブをきっちりと〆ていた。
そう、ライブってやっぱりこうだよ!
この昂揚感。解放される感じ。
こういうのを求めているんだよ!というライブでした、まさに。
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