大奥(思わず笑えた)

映画『大奥』 - シネマトゥデイ

大奥(3点/5点満点中)
(2010年)
よしながふみ 原作
主演 ニノ、柴崎コウ、堀北真希、阿部サダヲ など

いちおう、ネタばれるんで見たい人はさっさと映画館へどうぞ。





 



漫画も読んでいたので、まさか1巻だけで2時間費やすとは、という感じでした。
そして、そのおかげで内容のうすっぺらいことこの上ない。ま、そういう漫画だし、仕方ないのか。
ま、この原作あってこの映画ありとしかいいようのない内容のなさ。

ものすごく乱暴に言うと、前半は実録!ジャニーズの裏舞台!で、後半は男女逆転「暴れん坊将軍」スペシャル。

堀北真希ちゃんは何のストレスもなく、綺麗な着物着て幼馴染に惚れる町娘役という簡単なお仕事だし、ニノはニノらしく演技はうまいし、不器用だけど器用な斜に構えた役がはまってる。しかし、ジャニーズの宿命か、エチーは妙齢の女性とだけですよ、と(人間失格の生田斗真もそうだった)柴崎さんや堀北さんとはチューまで。しかし、見事な「朝チュン」でした(爆笑)柴崎コウは終始不機嫌で日本を憂えているのか、単純に機嫌が悪いのかわからないけど仏頂面がとてもお似合いで。

はてさて、大奥で下っ端の若者のアイドルやっているのは、本人も言っているとおりとてもはまっている。そりゃそうだ。いつもと一緒じゃないか。男とチューするのもお手の物か。阿部サダヲははまっていたし、他の大奥の皆様もなかなかはまっていたけれど、関ジャニとここまで喧嘩する必要があったかも謎だし、引っ張りすぎ。

そして、圧巻は吉宗公(柴崎コウ)の登場シーン。
裸馬にのって疾走!おい、それ暴れん坊将軍!もうふきだしました。
そして、お庭番連れて町を歩く将軍様w
口うるさいジイもいれば、越前守もでてきてあとはめ組に寄れば完璧じゃないかというか完全にオマージュですよねご馳走様でした。

結局、ただ「単に」男女が逆転しただけという発想はいいのに展開は何も考えがないという原作も原作だし、それをなぞった映画も映画。そもそも、家光のときに男女が逆転したのにそのこと以外の歴史が変わらずに進んでいる、というのが既におかしい。大奥だって、あれじゃ男女が入れ替わっただけで役割や、権力闘争の仕方までほぼかわっていない(性の区別がない)という、非常にもったいない映画でございました。

よかったのは、役者の演技が皆うまいということ、それゆえにただの暴れん坊将軍となってしまったという悲劇の喜劇。嵐の主題歌じゃなくて、暴れん坊将軍のテーマでよかったのにねえ。

もう、最終的にそれしか印象に残らない映画でございました。あー笑えた。
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by nariyukkiy | 2010-10-19 23:40 | sunday people


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