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ふたたび

祈り
祈り、といえばこの曲の最後のフレーズ。

神様を 信じる強さを僕に 生きることを あきらめてしまわぬように
にぎやかな場所で かかり続ける音楽に 僕はずっと 耳を傾けている

(小沢健二「天使たちのシーン」fromアルバム「犬はほえるがキャラバンは進む」)
天使たちのシーンの中でささげられている祈りは、神様や宗教的な何かではない。
雑踏の中で流れている音楽や、日常の中にある「空気」(アトモスフェア、とでもいうべきものだろうか)であり、世界の全てだ。

しかし、その祈りは、そんなに大仰なものではない。
世界が動いていて、そこに暮らしていること、地面に足をつけている以上、僕は
「何者か」に祈りをささげ、世界の止まらない法則(ルール)を自分の中で確認して生きている。
by nariyukkiy | 2005-01-09 12:14 | oza


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