レイクサイドマーダーケース

忙しい、忙しいいいながらもチャンスがなかったので、半日休をいただいて青山真治監督の「レイクサイド・マーダーケース」を見に行った。(2月10日までの公開)
もとは、東野圭吾原作の「レイクサイド」
ミステリーとして、非常に面白い作品でした。



しかし、役所公司の演技がすばらしかった。
子供の受験のために全てをなげうつ母親、そしてほかの家族を前に静かに壊れていく。
すでに壊れている家庭、「こどものしあわせ」のために醜くなっていく親たち。
そして、それを目の当たりにしながら「親の期待」にこたえようとする子供たち。
そして、残ったのは一体の死体。

今関わっているこども(いつもがきんちょといっているやつらですね)も、勉強が忙しい、とかそんな話をぽろっとするときがある。

はっきりいって「子供を受験させよう」と思っている(それが子供の希望かどうかも分からずに)親御さんは見たらかなり不快になるだろうな。図星な部分もきっとあるだろうから。

ちなみに私は小中高、おまけに大学まで公立ですね。もっとも受験しようと思ったこともあるけど、かなり「自分の意思」だった。
親に「将来◎◎になりたい」といったところ、中学から私立(エスカレーター式)にいくのもいいんじゃないか?という「助言」は受けたことがあるが、「受験を薦められた」わけではない。
この映画に出てくる親たちはかなりステレオタイプに描かれてはいる。しかし彼らの最後の叫びー「私たちだって、子供のことがよく分からないんだ、何を考えているのか」という叫びは、開き直りというよりは、もっと悲痛な何かだった。

まあ、あえて苦言を呈すと、ラストシーンは蛇足です、青山さん。
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by nariyukkiy | 2005-02-09 15:50 | sunday people | Trackback | Comments(1)
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Commented at 2005-02-10 09:36 x
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