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官能と憂鬱、憂鬱と官能的な音楽について

菊地成孔が自著のタイトルにもしているように、Jazzの側面として「官能と憂鬱」とはよく言ったものだ。

菊地成孔の「南米のエリザベステーラー」のなかでも「京マチコの夜」や「ルペ・ヴェレスの葬儀」あたりは(本人も意図的に?)その2つの側面を見事に音に昇華している。

そして、彼のライブでやる"You Don't Know What Love is..."これが一番、官能も憂鬱も感じる、すばらしいアレンジだなあ、と思う。

それにしても、Jazzの憂鬱で官能的な曲を聴いていると、ほんとうにくらくらとそれにやられてしまい、自分を取り巻くすべてがどうでもよくなり、なんとか生きていける気にもなってくるというものです。

官能と憂鬱の音楽。
願わくば強めのお酒を用意して、1人で部屋で飲んでいれば世界のすべてを敵に回してもいい、付き合いや義理なぞ無視してしまいたい、そんな気持ちに支配され、実行に移してもいいかしら、という気持ちになりますな。

と、いうわけでGWはJazz三昧になりそうです。
by nariyukkiy | 2006-05-01 20:24 | music


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