僕らが旅に出る理由

R-25に連載されている「結論はまた来週」の連載第79回がすごく面白い。

中田の台詞「人生とは旅であり、旅とは人生である」という言葉を

「決め台詞のようだが、人生そのものが旅ならば、わざわざ出かけなくてもよいだろう」という至極真っ当なつっこみがすごく好きなのだ。

そう、なぜ旅をするのか。僕はあまり「旅」的なことが好きじゃない。ここで言う旅的なもの、とは観光地に行ったり、見聞を広める、という類のことやその土地土地の「異文化」そのものに触れること自体を大切にしすぎること、ということ。

もちろん見知らぬ土地へ赴いたり、美味しいものを食べたりするのは好きだ。温泉は温泉のわく場所にしかないし、自分と異なる文化やその建築物、美術品に触れること自体はとても好きだ。だけど、旅の目的がそういった異文化体験か、というとそうでもなく、上海に行ったときも、ロンドンやパリに行ったときもやはりその街を東京にいるときと同じ感覚で歩いたり、店に入ったりと「いつもと同じ」ことしかしていない。パリなんて1週間近く滞在していたのにルーブルなんて毎日のように通り過ぎるだけだったな・・・。

そう、僕は自分が住んでいる東京の街を歩いたり、いつも行く店へ遊びに行ったりするのが好きだ。週末になったらいつものように文句を言いながらスタジアムへ足を運ぶだろうし、時には遠くのスタジアムまで行くだろう。だけど、それは旅的なドラマチックには彩られていない、日常的なものだし、あくまで日常の延長だ。

旅とはドラマチックさを求めるもの、「旅する自分を観光するもの」になっている、と氏は連載の中で書いている。そうか、そうなのかな。

僕らが旅に出る理由、ヒデは見聞を広めたくてたびに出たのだろうか。

確かに、世界には僕が見たことがないような世界が広がっている。けれど、どこにいったって僕は「ありきたり」の日常の延長を楽しむだろう。僕が旅に出る理由と、目黒不動尊のあたりまで自転車で行くことの間に、大差はないな、きっと。

何がいいたいかわからないから書きなぐり。
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by nariyukkiy | 2007-03-19 01:24 | sunday people


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