流星の絆と、安直さ。

流星の絆は、なんだかんだで「パパと娘の七日間」(ガッキーカワユス)、「魔王」(とーまくんのガックリorzシーン萌え)に続いてつい、見てしまったドラマ。

まあ、名古屋まで某コンサートに行ってしまった今年だから見れたのかもしれないけれど・・・。

クドカンの演出はどこか過剰で、あまり好きではないのだが、ドラマ内の劇そのものの「過剰さ」に配置された錦戸くんと戸田ちゃんよりもニノの場合はさりげない掛け合い(ハヤシライスをめぐるやりとり、「アリアケスリー」を名乗る際の細かな部分)に回されたおかげでクドカン苦手な僕もそれなりに楽しく見ることが出来ました。

まあ、「かもねかもねそうかもね、癖になっちゃうかもねー」と「刑事遺族」(いうまでもなく元ネタは東京も採用しているアレだったり、日テレの神刑事ドラマ)といったコネタには不覚にもやられちゃいましたがね。

しかし、ニノの演技、前々から好きなんだけど、今回も群を抜いてよかったですね、3兄弟の中では。

脇を固める役者の渋さにもまったく遜色がないというか・・・。

中でも僕がすきなのは三浦友和とのこのやり取り。

三浦刑事「もし、犯人を見つけたらどうするんだ」の問いに、間髪いれずに答える、

ニノの「殺すよ」

これ、もう男でもぞくっときましたよ。はい。

あと、中島美嘉の「ORION」のつかい方。
冒頭の「泣いたのは、僕だった/弱さをみせないことがそう/強いわけじゃないって/君が/いっていたからだよ」
の歌詞が入ってくるのがうまい。うますぎる。

大概誰かが悲しくなるシーンなんだけど、使い方がうまいなー。

ま、その分本人のど下手演技(NANAで懲りたんじゃなのか・・・)と、なぞの役回りはいいのか?って感じですが。






しかししかし、東野圭吾の書くストーリーは酷いですね(笑)

流星の絆も他の例に漏れず、最終回の今までの盛り上がりはなんだったんだと言う「ミステリー」というか謎解き部分の盛下がり方は名人芸の域。
あと、陳腐に流星がふったりなんだりもクドカンもカバーし切れなかったか、という酷いストーリーでした。

もっとも「レイクサイド」(レイクサイドマーダーケース)で
映画作品>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>(超えられない壁)>>>>>>>>>原作

という構図は理解していたので、そこまでorzではなかったですが、それでもクズはクズ。
原作を読んでみたいというきにはこれっぽっちもおこらない出来でした。

まあ、それでもレイクサイドの件も含め、プロットまではいいのに、落ちというか詰めが甘い分、脚本家や映画監督は自分の手で何とかしてやりたいと思うのかもしれませんが。

こんな本、安直なストーリーが売れるのか。と思うと少し悲しい気持ちになりますけどね。
いや、発想はいいんですよ、ホント。その分、流星の使い方とか、レイクサイドのどうでもいい伏線とか(映画ではそこがぼかされていてあとに引く不気味さがよい)
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by nariyukkiy | 2008-12-26 02:31 | sunday people | Trackback | Comments(0)
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