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TokyoNo.1Soulset Live2008 "No.1"

静岡から帰りの車を東名出口で降りて、すぐに直行した恒例のソウルセットのライブより帰還。

Jr.が流れる瞬間がないと、どうも年が終わる気分にならない。

サッカーは確かに僕にとって大きな要素だけど、それと劣らないのが、僕が好きな音楽のある生活であることもまた、確かだ。

そんなひとつが、ソウルセットであることは、毎年毎年のように行っている年末ライブが証明している。

今年はそんなJr,から始まり、新曲をメインに。
いつものメドレー(JIVE My REVOLVER~Willing or Not~BigParty...)や、No1からの曲、アンコールにはSundayもやって、最後も新曲(しかしこれがまたアッパーな名曲だったな)

Jr.からスタートというのは前にも一度このパターンがあったけれど、一番盛り上がる、というかオーラスな曲からはじまる、「終わりの続きを進んリリックにふさわしいライブだった。

それにしても、2000年代に入る直前の休止から、復活した後のソウルセットのダイナミックさは、Jr.当時の熱気とはまた違い、ふっきれたかのように熱く、そして、新しい。

そのひとつが、ソウルセットのライブにいったときに感じる、フロアとステージとの奇妙なシンクロは彼等の友人がたくさんフロアに混じっているというだけでなく、そうでない普通のお客(僕や、僕の友人たち)さえも巻き込んだ一種の「共犯感」ではないか、と思っている。

新宿リキッドがなくなる、その年の年末のライブでのアンコールはフロアからの「Jr.」だった。
今回の恵比寿では、「黄昏」のイントロから、拍手が起こった。

彼等のgdgdのトークと、僕らのいつものおしゃべりとの間にはほとんど差はない。
そんな雰囲気が、「いつもの」年末ライブの空気であり、僕らの日常と非日常の彼岸。

おぼろげな日々が、いつまでもあることであろう。というライムがいつまでも色あせないのは、それだけの確証があるからだ。

いつもどこか不安に思っている、この日常の延長が続くことを、これほど確かに感じることができる空間としての、ソウルセットの年末ライブ。

おそらくいつかはなくなる、そんな存在だとは思う。
だけど、今はその場所を、ただただ楽しみたい。

今年、そんなライブ会場を共有した皆さん、今日じゃなくても菊地成孔や、飲み会や登山や遊びに行くそんな瞬間を共有した友達たち、そんな人々にまた来年も会えることを。

もちろん、サッカーを通じて出会うことが出来た皆様にも感謝。

元日の国立、青赤を応援することはかなわなかった。
だけど、この一年の悔しさや、楽しみは、来年への期待を抱くに十分な内容であったのもまた確か。

エメや信男さんをはじめ、出て行く人もいるだろうし、去年の羽生のように大きな戦力が加入することもあるだろう。

それも含めて、僕を取り巻く世界は動いていくのだから。
by nariyukkiy | 2008-12-30 01:43 | sunday people


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