カテゴリ:sunday people( 262 )

祈り



何年も前にブログにエントリをした、Kip Hanrahanの”Real time and Beautiful Scars ”

美しき痕だなんていうけれど、開いたばかりの傷に「美しさ」はない。ただ生々しく、痛々しい。
僕はその前に、何もできないことを痛感するけれど、その疵はやがて癒えるときがくる。
それをただ待つのか、それとも、積極的に考えようとするのか、正解なんてものはないけれど、その時はきっとくるのだ。



美しさ、という名前で小沢健二がリメイクしたこの曲。「さよならなんて言えないよ」のテンポよりもゆっくりと、その瞬間と永遠の狭間の美しさを歌うこの歌は、祈りであり、忘れてしまえない「何か」をかみしめる歌でもある。

疵はいつか癒える。だけど、この瞬間に感じたことは、いつまで残る。
だから痕は、残酷で美しい。

今は、まずそこから立ち上がることを。
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by nariyukkiy | 2011-03-16 20:39 | sunday people | Trackback | Comments(0)

金沢のおまけ(というには豪華すぎる小松弥助)

で、ホンマタカシのニュードキュメンタリーを見に行った金沢。

おまけというには豪華なのが、「小松弥助」の寿司でした。
(食事中に写真撮るのは個人的に好きじゃないので、写真はありません。おいしいと写真なんてとるまえに食べてしまうw)

中心街から少し離れたAPAホテルの1Fという「え、ほんとに寿司屋あるの?おいしいの?」という場所に構えたそのお店は、昼間(11時~17時ごろ)しかやっていない、そのかわりにご主人が納得できるネタを、気さくに出してくれる。

常連さんでない、若造がきても対応は一緒でカウンターで楽しくおいしく食べることができました。
づけまぐろの握り、あわび、ネギトロ巻、アナゴ、どれをとっても本当においしいし、何より「寿司」として完成しているんですよ。当然、ここのを食べるとほかのお寿司は当分いらない気分になれるw

ネタだけなら北海道のほうがおいしいのかもしれないし、かっこつけたかったら勝手に銀座でもいけばいい(別に否定はしません)、大阪の中央市場のお寿司も、築地の場内の寿司も好きだけど、このお店の「寿司」は本当に特別なのです。

写真撮らない、とかいったけど
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by nariyukkiy | 2011-03-06 12:35 | sunday people | Trackback | Comments(0)

ホンマタカシ ニュードキュメンタリー @金沢21世紀美術館

先に言っておきます。
確かに、東京オペラシティにも巡回する本展ですが、21世紀美術館の空気、展示とは確実に違うものになると思います。

東京で、「Tokyo And My daughter」の展示を見るというのも魅力的だけど、それにしても金沢で、ホンマタカシの写真を見るということ、それが一つの体験として素晴らしかった、そう思える展覧会でした。

まだ、時間はありますよ!

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ホンマタカシ ニュードキュメンタリー

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by nariyukkiy | 2011-03-06 00:58 | sunday people | Trackback | Comments(0)

ソーシャルな社会での匿名と実名

前回の続きです。
そもそも、この二つのエントリは友人がBlogで、Facsbookの実名主義についての解釈をポストしていたので、TB風味の記事をエントリしようかと。

2011年2月7日(この記事を書き始めた日)、dommuneがデリック・メイのDJを再放送していたので思い出したのですが、彼が同じくdommuneの中で確か雑誌ele-kingの対談の中で、こんな発言をしていました。

われわれは、テクノロジーの始まりの犠牲者だ。(Beginning Victim)

5歳の娘は既にiPhoneとiPadをもっていて、14歳になるころにはそれらに倦んでいて、「ソーシャルであること」が普通になっているだろう。

そうすれば、反社会的なことは考えすらしないかもしれない。

われわれはテクノロジーの被害者である。
テクノロジーがなくなれば、人間は人間でいられる。


そう、まで、少なくとも日本のインターネットは「匿名であること」を前提に構築されてきた世界でした。
いや、インターネット以前にAMラジオの投稿、もっと戻ると俳句なんかだって、2chの「名無しさん」はもちろん、芸名というかラジオネーム、ハンドルネームがあるし、公的に認められた戸籍名以外の名前として「雅号」なんてのもある、匿名性というか世間の自分とはどこか違う「自分」の居場所が、割と重要視されたシステムが認められ、構築されてきたのが日本の社会だと思います。

その中でリアルに会うこともあれば、匿名だけでつながっていることもできる、また認められる「遊び」がある、そんな緩やかな社会の中の「別社会」が日本のインターネットの現在であり、原点であると思います。
(ここまで、前のエントリの繰り返しですね)


翻ってデリック・メイのこの発言ですが、「ソーシャルであること」つまり、社会的に自分が常にオープンであること、それが自分と、リアルでつながっている小さな社会ではなく、それこそ全世界的に「オープンになってしまうこと」がふつうである世界では、「反社会的な」と表現されていますがそれは犯罪とかイリーガルなというより、「誰かに見られない、プライベートな空間」としての「反」社会、がない、そんな世界は本当にいい世界なのか、という問いかけのように感じています。

テクノロジーが作り出した、「プライベートな空間がどこにもない」状態の現出。それがソーシャルメディアの作り出したオープンで、そして窮屈な社会なのではと。

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by nariyukkiy | 2011-02-20 19:27 | sunday people | Trackback | Comments(0)

ソーシャルな社会での「匿名性」

僕が主にソーシャルメディアとして利用しているものは、「Blog:sundaypeoplelife」「Twiter:@nariyukkiy」「mixi:(本名とHN)」がメインであり、その周りにたとえばブクログや食べログのアカウント(いづれも同じような名前)があったりします。

基本的に、twitterとBlogを閲覧している(することができる)のは見たいかどうかは別として、世界中のネットユーザーの皆様のうち、たぶんサッカー(特にFC東京)を応援していたり、ソウルセットや菊地成孔のライブやCDに興味があったり、小沢健二やスーパーカーが好きだったり、ギャルソンやBand、RUSTのアクセサリーが気になって検索してきた、そんな方々がほとんどかと思います。twitterも、Blogも基本的にそんな話題、twitterの場合はもう少し口が悪かったりDommuneなんかを見て興奮していたり、でもまあ、基本は変わってないか。


その中には実際にお会いした方もいらっしゃれば、まったくお会いしたことのない方もいらっしゃるでしょう。お会いしたことない方は画像的に「nariyukkiy」がどんな奴かっていうのは、文面やへったくそな写真から推し量るしかない、という感じかもしれません。Blogを介してお会いした方も、文章とイメージがあう、という人もいればなんかちがうなー、という人もいらっしゃるでしょう。

逆に、mixiではある程度「Kenzo Oyamada」(nariyukkiy)のマイミクの皆さんはお会いしたことない方はほんの数名。ほとんどが小学校~社会人までのどこかの時間で、お会いしたことがある方であり、(今現在のワタクシを知っているかどうかは別として)まあ、ある時期のワタクシの姿かたち、実態をご存じの方。
彼らにとって、このBlog(mixiからも当然リンクは貼ってある)やtwitter(同じHN)は、まさにネット上の別人格として映るかもしれません。

とすると、Kenzo Oyamada君はすでに僕であって、僕でない、もう一人の僕であると。
それは僕の性格や、趣味を反映したものではあるけど、たぶん、本人そのものではないわけで。

だからか、「大山田健三はちびでひねくれたいじめっ子でゲーム好き」とか、「大山田健三、ギャルソン改めB.O.O番長」、「頭狂のアホーター」とかそんな情報が流されてもBlogやTwitter上の健三君の言動からして、まあしゃあないのかもしれませんし、僕自身は、それほど損なわれない。
※ちなみにお気づきかと思いますが、この元ネタは言うまでもなく岡崎京子ですよ。
本人もネット上の彼と(本体である僕)は大体そんなもんだということくらい、自覚してますしね。

なにより実際あったことのある人に直接言われているわけではないので、たとえば「太山田」(ふとやまだ)呼ばわりされたときはふとってねーーー、と思ったけど、ま、大山田君だからしょうがないか、と思う。そんな感じ。

そう人間、匿名の陰に隠れると自覚的にも無自覚的にも、本来の自分と違う動きをするもんだな、と思うくらいです。旅行の時や、外国語を話すときのテンションが違うように。
日本のインターネットというかSNSというのも、その延長線上にあるからか、匿名、というのがとてもなじんでいるような気がします。そして、ハンドルネームというのがこうやって勝手に歩いていると。

で、だいたいのインターネットにおいて、大多数の人がその、「匿名性」の上で行動することに慣れている気がします。確かに、無責任な発言をする人間も少なからずいますが、そうではなく、「リアルの自分」とは少し違う自分を、たとえばBlogで、Twitterで、掲示板で、発揮しているのではないでしょうか。

もちろん、実際あったことのある知己にとっては、それもまた一つの側面、でしょうし、実際にあったことがない、ネット上だけの付き合いでもそれはそれで普段知りえない人とつながることができる、なんてこともあって。

実名には実名のいいところもあるのでしょうが、少なくとも、今の日本においては匿名で発言をする、オルターエゴとして生活する、動くことができる空間として、インターネットは成り立っているような気がします。

(次のエントリに続く、はず)
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by nariyukkiy | 2011-02-17 01:03 | sunday people | Trackback | Comments(0)

SMOKE(1994 America)

もとは、ポール・オースターの小説か。

ウェイン・ワン
ポニーキャニオン
発売日:2002-03-20



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by nariyukkiy | 2011-01-24 23:53 | sunday people | Trackback | Comments(0)

2010年の映画といえば・・・

なんだろ、けっこう見たというのは既にエントリあげたとおりですが、なんだかんだで、「ハルヒの消失」は2度も見に行っていたりするのです。

しかし、この映画は確かに映画の尺にすべきエピソードを、妙な改変などせずにしかるべき尺をとって劇場版として作成したこと、それまででも十分にすばらしかった背景、作画のクオリティを大画面で十二分にみせられた、というとても単純なことを遂行したということ、実写というか映画・ドラマにありがちな演技力の稚拙さやなんだかバーターで出てきたとしか思えない大根役者をみることも「アニメ」ということで回避できた映画作品となったとおもいます(もちろん、TVシリーズの声優が原作のイメージを崩さなかったという大原則があってのものですが)




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by nariyukkiy | 2011-01-07 00:49 | sunday people | Trackback | Comments(0)

2010年終了

サッカー的に、本日で2010年シーズンが名実ともに終了。
なんというか、今年は厳しい一年でした。

音楽的にも、29日のソウルセットの年末ライブにてシーズン終了。
菊地成孔のライブ、小沢健二の復活、20周年のソウルセット、アンダーワールド来日、デトペコ復活。Perfumeの東京ドームもあったな・・・。
CD的にはやけのはら、ドリアン。Madlibの”Medicine Show”も楽しませていただきました。


洋服的にはあとはcoeurとギャルソンのセールを待つのみ・・・。
2010年のBESTは?といわれると、Band Of Outsiders、ギャルソン、EG、この3ブランドでけっこう「核」になるセットアップを春夏、秋冬といくつか購入したことかな・・・。この辺はまた別エントリーであげられるかな。

そのほか。成海璃子の映画、他の映画、アニメ、美味しいご飯、友達。
今年もいろいろ恵まれていました。

来年もいい年になりますように。
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by nariyukkiy | 2010-12-30 01:42 | sunday people | Trackback | Comments(0)

マニアックなロビンフッド

リドリースコット監督が、ラッセル・クロウを主演に迎えてのロビンフッド。
ロビンフッドといえば、ケビンコスナー主演のが思い出される僕ですが、記憶の中にあるロビンフッドは、イギリスに帰ってからの「義賊」であり、乱暴に言うとネズミ小僧(ロビンフッド)が最終的に暴れん坊将軍(リチャード1世)に認められて(助けられて)悪代官をこらしめ、という痛快活劇的な側面が思い出されるわけです。

しかしまあ、このロビンフッドは宣伝文句の「戦場シーン」にしろなんにしろ、だいぶ中世ヨーロッパ史のエッセンスを(日本で公開するには、そしてきっとアメリカで上映するにしても)マニアックに味付けした作品でした。

はたして、これをみた人のどれだけがどこまでが史実をベースにしていて、どこが完全なフィクションで、どこがロビンフッドの伝説なのかを理解していたでしょうか・・・。

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by nariyukkiy | 2010-12-28 23:02 | sunday people | Trackback | Comments(0)

宮島達男@東京&大阪

"Warp time with Warp self"SCAI THE BATHHOUSE 12月22日まで

"Time Train" @Six Comme des Garcons 12月29日まで

宮島達男の近作、そして新作展。

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by nariyukkiy | 2010-12-15 00:36 | sunday people | Trackback | Comments(0)