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LEVEL3は確かにまたひとつレベルアップしていたよね、ということ。

今さらですが。

2013年のライブはいつものようにTokyoNo.1Soulsetで〆たわけですが、12月のライブ、というとPerfumeのドームコンサート、こちらだったわけで。

思えばPerfume?なんか胡散臭いな、、、と思っていた日から幾星霜・・・・
いつの間にかコンサートでMY COLORのふりを全力でやる、そんな感じがとても気に入っているわけでもある。

しかし、初めてPerdume見たときは「・・・曲よりMCのほうが長い、という噂は本当だったのか―」とかPTAのコーナーに面食らっていたわけだが回を追うごとにそんな定番は定番として、Perfumeの魅力―中田ヤスタカのサウンドと、PerfumeのVoce,パフォーマンス、演出の高次元のリンクを楽しんでいるし、なにより「テクノポップ」と評される彼女らの楽曲はその実もはや「レイブ・ポップ」なのではないか、と勝手に悦に入っている。

なんだそのレイブ・ポップって。

今回のコンサートでいうとしょっぱなのEnter the SphereからSpring of Life...(デリック・メイのStrings of...を髣髴とさせるタイトルだよなあ、聴けば聞くほど)のオープニング、そしてParty Maler~エレクトロワールドまでのレーザービームバッキバキの中盤に感じたのはこの会場の広さ、そしてテクノ・サウンドの上にのったVoiceの感覚がテクノというよりはまるでElectroGlideかWREにでもきて、Underworldなんかとつないだって違和感ないよなあ、と思ってしまったわけで、そのテクノサウンドと、歌謡曲的な、J-POP的なバランスの良さが、Perfumeのコンサートで感じる一番の心地よさ、な気がしているわけなのだ。

もちろん、彼女たちの軽妙な、というには明らかに比重を重く占めているMCやダンス、テクノ色が薄い楽曲やキュートなダンス、サンタコスプレ(おもにのっちの)も大いなる彼女たちの魅力だし、あ~ちゃんがライブのたびに「Perfumeは成長している!」というのもまったく嘘ではないと思うし、そりゃデトロイト・テクノのコンピとかURのライブ盤、テクノのDJMIX聴いているとPerfumeをテクノといっていいのか?というむきにも賛同したくなる。

だけど、それでもこのコンサートで感じたレイブの高揚感、をかわいい女の子たちが体現して、そしてさらに先に進もうとしている、ということ、そのストーリーはまだLevel3、なのだなと思うとちょっとまだまだ楽しみだ。

うん、とりあえずPerfume CLipみよっと。

ちなみにセットリストはこんな感じ
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by nariyukkiy | 2014-02-19 23:19 | music

ポパイのシティーボーイって、オリーブ少女の変形だったのか、という件。

前々から、「シティーボーイ」のためのPOPEYEになんだか違和感を感じている。
そりゃ、「シティーボーイ」なんていうものがつくられたものであることなんて重々承知している。

だけど、それでも「シティーボーイ」的なものは何かアイテムを持っていて、なぞっていればなれるものではないんだよなあ、という根本的な違和感、である。

その違和感を、一番初めに感じたのは千駄ヶ谷のコーヒースタンド、"Be a GoodNighbor"での何気ない会話の盗み聞きである。(※べつにBAGNが違和感ではない)

POPEYEが「Magazine For City Boys」にリニューアルして以来、その特集特集があまりにも素晴らしくて定期購読をしている、というお姉さんが、いかにPOPEYEがクールかを(おそらく顔なじみの)店員にむかって主張していたその会話は、お姉さんの「あまりに素晴らしすぎてポストから取り出してそのまま飾っていて読まないの」という自己主張(※特集が素晴らしい)との矛盾で終わっていた。

そして、僕の違和感=シティーボーイってそもそもなんやねん、というものが半分くらい理解できた瞬間でもあったわけだ。

新しいPOPEYE(もう1年くらいたったわけだけど)の「素晴らしい特集」の数々はきっともうその存在だけでお姉さんにとって「シティーボーイ」を感じるものだったわけだ、きっと。そして、だからこそ別に読まなくてもいい、所有していればいい、そこにあればもう「シティーボーイ」な感覚を得られる、というアイテムだったと。

そう理解すると、「新」POPEYEのどうも読む気にならないレイアウト、箸にも棒にもかからない、というか自社の先行するライフスタイル誌であるBRUTUSや故relaxやオリーブの焼き直しのような特集や中身もなんとなく理解できる。ん、オリーブ、、、

そうか。

昔オリーブ少女という人々がいた。(そして、たぶん今もいる)
オリーブという雑誌があり、その結構はっきりとした「トウキョウ(ニホン)にいるパリジャンヌ(もしくはリセエンヌ)」というパリにもどこにもいない、だけどそれゆえになぜか東京とやたらマッチした謎の文化系女子を生み出したあのオリーブと、新POPEYEは性別こそ違えども結構似ている、ような気がする。

そう、今までの繰り返し、変奏曲。それが流行の正体であることはもはやみんなわかっている、周知の出来事。
あとはその流行をどう奏でるか。
POPEYEは女子の世界でもはや声を上げるまでもなくなった概念としてのオリーブ少女を、男子に向けて振り向けた。その結果が、「2010年代のシティーボーイ」という、(オリーブを経験しなかったイマドキの男子にとって)新たな概念だったのではないだろうか。

オリーブはパリを夢見ていた。POPEYEはNYCや、クールな90年代の東京を夢見る。
オリーブ少女はおしゃれなレコードと、実はよくわからない文学で武装し、「かわいい」雑貨に囲まれていた。
POPEYEはファッションのスケボー、唐突に出てきた写真集、「定番の」逸品を推している。
オリーブは小沢健二やカジヒデキといった音楽とトウキョウ・カルチャーに結びついたヒーローがいて、パリともなんとなくつながっていたモデルがいたが、POPEYEのお手本は市井の「シティーボーイ」(ただ、よく見ると巧妙にNYの男の子だったりするわけだが。。。)で、あまりカルチャーに結びついたヒーロー(ヒロイン)はいない点くらいか、違いは。

と、いうかあれか、「オリーブ」ありしとき、オリーブ的な立ち位置(ライフスタイル誌!)の男子向け雑誌はなかったわけで、オリーブ的なものこそ「都会的」と解釈すればPOPEYEのオリーブ化はごく自然な流れなのかもしれない。往時、オリーブを読む男子も多かったし(含む俺)、そういう層を察してかけっこうメンズブランドも登場していた(一応、カップルで着る、という体だったけど)オリーブだもんな。

と、なんとなく、シティーボーイ=オリーブ少女ということで納得する俺であった・・・。

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by nariyukkiy | 2014-02-18 02:06 | sunday people