面倒なヤツ

今シーズンも始まって早ひと月、楽しんでいますでしょうか?

ところで、僕はどうも天邪鬼だったり、人に「こうしろ」と理由がなく押し付けられたりすると、これまた理由がなく拒絶したくなったりするようです。

「貴方は、『ダメ』といわれるとわかっていることを理解していながら、あえてそちらを選ぶときがあるでしょう?」と呆れたような、悟ったような表情で言われたこともありました。

だけど、これだけはいえます。人が「ダメだ」「やめろ」というようなことでも、法を犯さない限り、自分が正しいと思ったことをすること。それが「悪意」によって人を傷つけるのであれば、極力避けたいとは思いますが、そうでない限りは自分の信念を曲げてまで何かをするということはまずないと。

特に、「いじめ」といわれるもの、もしくは「ネガティブキャンペーン」とでもいいましょうか、その手の類というのはたとえ冗談でも、のりたいとは思いません。自分がその被害者にでもなったわけでもないのに、加害者に回るということは、無意識についやってしまいがちなこととして自分を戒めているつもりです。

と、ここまで回りくどく書けばわかる人もいらっしゃるかもしれませんが、開幕前、いくつか行われたであろう、東京系のOFF会のレポート、報告を見ているときのことです。


「FC東京の社長が『特定のビール会社の製品は買うな』という趣旨のことを発言していた」
「それはどうやらその会社がFC東京のスポンサーを降りる際に『酷い裏切り』を働いたことに腹を立てたから、である。」
「この件は大いにBlog等に書き、また実践してほしい」とのことだ。

細かいところは省きますが、そのようなことが複数のBlogのエントリに揚がっていて、また(少なくとも文面からは楽しげに)同調する宣言も見られました。

はてさて、僕は残念ながら個人的な日程の都合もあり、このオフシーズンOFF会的なものには参加できませんでした。だから、そのOFF会のレポートなどはいけなかったまでも以前参加させていただいた会の方のBlogをはじめ、楽しみにしていました。

だけど、正直これらのFC東京社長発に見受けられる「ネガティブキャンペーン」を見て、「あぁ、OFF会とかに参加しなくてよかった」と思いました。
その場の空気がその「ネガティブな空気」に賛同し、「そうだ!」「もうそこの製品を買う(まあ、実際には「飲む」ですか)のはやめよう!」「みんなにもこのことを広めよう!」「ああ残念だなあ(棒読み)」的な空気だったのだとしたら、僕はそんな空気の中にはいたくないと思うし、そもそも「他人の(少なくとも直接その商品と関係のない、周辺情報)評価のみによって何かの決断をする」ということは僕の性ではありません。
(もっともそれが「△△というビールは不味いよね」という味覚など、個人的趣味に順ずるものであればある程度サブ情報としてインプットはしますが)


もっともその場にいて、社長の「なぜ、そのような発言をするにいたったのか」の細部を聞いていればもしくは納得するようなことだったのかもしれません。私もわりと枠をはみ出しがちとはいえ、社会人をやっているわけで、しかも営業職だったりするので、「失注する」もしくは「解約される」といった類のことはよくあることです。自社製品、サービスを「評価してもらえない」「けなされる」というのはむしろ日常茶飯事ですし、「おいそりゃねーだろ」という対応を食らうこともあります。そのことに対して、愚痴の一つも言いたくなるのもまた、人間の性なのでしょう。
その乏しい経験からして、きっとよほど酷いこと-FC東京のことはもちろん、自分ではどうしようもならないことや、身体的コンプレックスを持っていることなど個人に関わることをもけなされたか何かしたのかもしれません。それは、確かに他人に悪意を撒き散らしたくなるほどの怒りの原動力だったのでしょう。そう、周りの人が同調したくなるほどに。

だとしても、他人との付き合い、ましてや会社と会社との付き合いにおいてずっと「ダメ」であるということはありません。代が変われば、もしくは経済状況が変われば方針も変わるし、そのときはまた近しくなるということも十二分に考えられるでしょう。そういったときに、自分からそのはしごを外す、という行為は、すくなくとも組織のトップが行うには思慮が浅いといわざるを得ないし、ましてやそれを声高に喧伝するように誘導する-普段、OFF会などでの自身の発言は「BlogにUPするのはNG」としているにもかかわらず-という行為は、少なくとも客観的にしか情報に触れなかった自分にとっては「不快感」以外の何者でもありませんでした。

そして、その「不快感」というのは残念ながら今シーズン始まってから、どこか引っかかったままです。
スタジアムで友達と過ごす時間、観戦している時間の楽しさは何も変わっていないにもかかわらず、また東京の試合を見る、という行為に飽きたわけでもないのに、何か引っかかっている、とでもいいましょうか。

それは別に社長の一言直接聞いてであれ伝聞であれ、賛同し、Blog等にアップしている方を非難するわけでも、考え方を否定するつもりもありません。個人には個人の考えや信念があって、それに従って生きていることについて、僕は何一つ反対する気も、批判する気もありません。

だけど、例えば東京のHPで「めざせ!サポートメンバー10万人!」というバナーを見るたびに特定企業をたたいている社長が言えた義理かよ、と思い出だして冷める、というだけのこと。のどの奥に引っかかった小骨のような感じ。

おそらく、このことについて社長から正式なコメントというのは当然のことながらないでしょう。(そんなことしたらほんまもんのアホだ)もしあるとしたら同じような酒の上での与太話ついででしょうが、残念ながらその場にいたいとは僕は思いません。ただ、それだけのことです。

はじめにかいたように、僕は伝聞で何かをそのまま受け入れる、ということは極力しないようにしているつもりです。ただ、自分が好きなものをこういった形でネガティブキャンペーンの俎上にあげられ、ある種冗談めかして受け入れられているように見える状況、というのはそれ以上に気持ちが悪い。

そして、その気持ち悪さ、違和感に対して、僕はどうもどこかで言っておかないと気がすまない。
ただ、それだけのことです。

気が済むまで、すくなくとも僕は「クラブサポートメンバー」にはならないだろうな。また、来年のSOCIOも要検討課題だな。








何をいまさら、なことだと自分でも思いますし、何しろ、自分が聞いていないことについて、ここまでエントリを揚げる、という行為自体自分の中のルールからするとだいぶ逸脱しているという矛盾は、正直自分でも感じています。

だけど、ここひと月くらいもやもやしているので、それをそのままあげた、という感じです。

明日からまた気ままな、sundaypeoplelifeに戻ります。
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by nariyukkiy | 2010-04-01 01:15 | Footballiloveit


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