唯一のホーム戦、敗戦。

宇都宮が青赤に染まるって、なんか嬉しい。
普段は完全アウェイな空気がちょっとだけ癒された週末、秋を思う日に行われた栃木SC戦。

Twitter上では11時から15時くらいまでは中心部の餃子屋のならびが、そのあとは山中に長く延びた待機列が次々と流れてきて、テンションも上がってきます。

名物一枚岩チキンは試合開始前90分で一度姿を消し、一人一枚で再販売。やれやれ。

しかしどうして。試合前が楽しいといいことはない、と誰がいったか、試合はかなり切ない感じに。

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J's Goalには栃木はかなり守備に重きをおきながらも攻めるときは一気にいく、的なことがプレビューされていたような記憶があるが、まさにその通り。栃木は前線からのプレスも、中盤での争いも最終ラインもコンディションが悪いピッチにかかわらず細かいパスをつなごうとする東京からボールを奪うべく機能していた。

特に中盤の高橋、梶山へのプレッシャーは効いていた。今までは最終ラインの今ちゃん、森重で引っ掛かったボールは、高橋梶山にある程度自由にキープされ配球されていたが、ここでカットされる場面が目立った。
その結果、自然と前がかりになり、ラインをあげたところ、中盤より前での奪い合いに気をとられた瞬間に栃木のFWサビアへボールがわたり、失点。。。。


っこれさ、ジャイキリでモンテビアがETUにやられた先制点に似てない?と書いていて思ったのだが、奪える、いける!という調子、リズムを作るなかでの失点、結構いたい。これで栃木はますます守備重視でいいんだし、自分のリズムで攻められる。
事実、前半は東京のポゼッションというよりは持たされている、といった雰囲気だった。

それでも東京は冷静だった、とは思う。

例えば失点直後の攻撃での羽生のミドル。
結果としてはわくにふれもしなかったけど、反撃はこうするんだ、という意志が伝わってくる攻撃だった。

そのあとも徳永が、草民が、再三守備を掻い潜り、突破し、ラストパスを送る。
しかし、肝心のシュートといえばそれまでの攻撃と比べると若干見劣りがする。

ここぞというシュート、攻撃は栃木の守備陣に止められていた印象の前半だった。

気を取り直して後半。

しかし、ハーフタイムコメントが前半の両者の出来を物語ってるな。
修正のコメントが守備から攻撃にまでいい足りない東京と、うまくいってるコンセプトのまま勝ちをとりにいく栃木。

漫画ならここで効果的な反撃策が示され、切り札が投入されるのだが、現実はそううまくはいかない。

もちろん、投入された三人、ナオ、達也、上里(羽生、高橋、草民)が格別悪いチョイスではない。
だけど、タイミングからいったらチャンスメイクも守備もできる羽生を下げるには少し早かったし、達也はかなり疲れていて、ボールチェイスができなくなってたなー、と素人目に見えた草民との交代だと番号見るまで思っていたくらいだし、上里いれるならもうちょっと早いタイミングだった、と感じた。

なんというか、この交代のガッカリ感、反撃するぞ、というよりは前もって決まっていた順番で替えました的な風にみえちゃうのが、少し残念である。

いや実際は高橋ー梶山ラインの建て直しは必要(ここで上里だろ)だったし、羽生を90分、とは考えてなかっただろう。守備が安定していればナオでよかったけど、始めに中盤修正させてから疲れていた草民下げて、同時に羽生も、でよかったんじゃあないかとね。

ま、本来なら高橋じゃなくて勝っている状況でルーコン温存、とかだったかもだし。後の祭りを盛大に踊ってるだけなんだけどさ。

はてさて、そんなわけだから最後まで今ちゃんもあげて森重上がっての総前がかり攻撃、栃木の効果的な交代による重い2失点目の攻撃もどこかちぐはぐだった。そこじゃねーよ!シュート打てよ!早く回せよ、的な。んでこういうときのシュートは大体枠外。もしくはキーパー正面。なんつーか策は無策の総攻撃で、それも度々カウンターや向こうの時間がある、という体たらく。うーむ。

攻めても攻めても跳ね返される。完全に栃木の術中だった。荒れたピッチで、早々チャンスは作れないなか、効果的にパスカットし、東京の心臓をえぐり、カウンター気味の速攻で仕留める。
東京はボールを持たされ、中盤より後ろの選手でパス回しに終止し、前線まで行く前に試合を決められ、時間が少なくなる焦りでか精度を欠いた攻撃で終わらせられる。

それでも、ロスタイムの達也の一点はいつだか万博で負けながらも希望を持った敗戦を思い出した。このがむしゃらさをなんとか効果的な攻撃に結びつけてほしいし、それができなければ来年J1にあがっても苦戦するだろう。

まずは次の富山戦、自信を取り戻せる試合をしてほしいし、その勢いで栃木にリベンジしてほしい。
ジャイアントキリングを狙う、ほとんどのJ2チームを返り討ちにして、首位をキープしていこう!

ところで、栃木のアウェイ待機列、そんなに山のなか放置でした?確かに人数のわりに警備少なかったし、帰りの道路の渋滞もあったけどまああんなもんかと。

何より、餃子待機列には嬉々として並ぶのにw


栃木と、千葉、この二つには絶対リベンジしてから昇格しましょう!
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by nariyukkiy | 2011-08-24 22:31 | Footballiloveit


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